現在の北朝鮮の最高指導者である金正恩委員長。
彼の子供時代はどんな人物だったのでしょうか?
小さい頃から気が強く、父の金正日氏に性格が似ていたとも言われています。
今回は金正恩委員長の子供時代や当時の画像を紹介します。
Contents
金正恩のプロフィール

- 名前:金正恩(キム・ジョンウン)
- 生年月日:1984年1月8日(1982年1月8日とも言われている)
- 血液型:不明
- 身長:170㎝
- 体重:130㎝
北朝鮮の第2代最高指導者の金正日総書記の三男として生まれた。
母は、北朝鮮帰国事業で北朝鮮に渡った大阪出身の元在日朝鮮人で、金正日から日本風に「あゆみ」と呼ばれていた高英姫(コ・ヨンヒ)。
兄弟はに兄の金正哲(キム・ジョンチョル)と妹の金与正(キム・ヨジョン)のいる3人兄弟である。
金正男は母親違いの異母兄にあたる。
1996年にスイスに留学してベルリンの国際学校で「パク・ウン」という偽名で教育を受けた。
留学の経験から母国語の朝鮮語以外に英語、ドイツ語、ロシア語、中国語、フランス語といくつもの言語を話せるとのこと。
2011年12月17日に父親の金正日が死去し、最高指導者のとしての地位を継承。
【画像】金正恩の子供時代!
金正恩委員長の子供時代について紹介していきます。

4~5歳くらいの幼少期 軍服姿

幼少期に母親と過ごす金正恩氏

スイスの学校へ進学
1996年からスイスに留学しベルンの国際小学校で「パク・ウン」という偽名を使いながら教育を受けた。
国際学校から数ヵ月しか在籍しなかった、その後はすぐに隣接する公立小学校でドイツ語を学ばれたとのこと。


12歳の頃
写真からは、優しく大人しそうな雰囲気を感じます。

13歳の頃

1998年9月(14歳)にはベルンの自宅近くの公立中学校に編入して2000年8月まで通い、夏季講習が終わると退学して帰国した。
金正恩委員長の幼少期や学生時代の子供時代は、いたって普通の少年に見え現在の金正恩氏とはイメージがつかない雰囲気でした。
大人しくもありましたが、負けん気が強く子ども扱いをされるのを嫌った面もあったそうです。
金正恩は小さい頃から乱暴で性格は金正日に似ていた?
金正恩委員長といえば強引な手腕や、自分に反する人間や気に入らない人への容赦ない粛清など暴君振りはみな知っていると思います。
金正恩氏は子供の頃から「乱暴で金正日と性格が似ていた」との話もあります。
乱暴な一面
「Japan Daliy NK」の記事では
北朝鮮の高級幹部たちは『金正恩元帥は子供の頃から乱暴だった』とこそっと話すようになっている。
父親の金正日氏は、正恩氏が目的達成のためには後先考えずがむしゃらに食らいつく様子を見て後継者に決めたという話も出回っていると語った。
さらに核実験を行えば国際社会から批判を受け、制裁が強化されることは分かっていたはずなのに強硬したのは、彼が子供の頃から傍若無人な性格だったからと幹部は囁いているそう。
バスケの試合で激怒
幹部が語った金正恩氏の性格を表すエピソード。
正恩氏の母の高英姫が健在だった2003年、両親とともに空軍大学の視察に訪れた金正恩氏は、バスケットボールの試合に飛び入り参加することに。
ところがプレイ中に、審判の判定が不服だったのか、ボールをコートの外に放り投げて激怒した。
その態度に対して母親が正恩氏を叱りつけると、金正恩氏は諌めるどころか
『放っておけばいいじゃないか』『男なら欲を持たねばならん』と言いながら庇ったという。
金正日氏は、他の息子たちと違って、金正恩氏が自分と性格が似ていると思っていたそうです。
負けず嫌いで勝負にこだわる
若き日の正恩氏はスイスでの寮生活の間、ジョーダンのポスターを部屋中に貼っていたという。
正恩氏は太りすぎで、身長もわずか5フィート6インチ(約168センチメートル)だったが、バスケットボールプレーヤーとしてはそこそこの腕前を持っていた。
『競争心がとても強く、カッとなりやすいタイプだった』と元同級生のニコラ・コバチェビッチ氏が語った。
元同級生のイムホフは『彼はゲームメーカーだった。負けず嫌いで、彼にとって勝利は極めて重要だった』と話している。
子供扱いは嫌い
後先考えない金正恩氏の性格について、金氏一家の料理人を務めた藤本健二氏の証言。
英「デイリー・テレグラフ」紙とのインタビューで、金正恩氏が6歳の頃から毎日一緒に過ごしたとして次のように語った。
『金正恩氏は子供の頃から大人のように振るまい、子供扱いされることを嫌った』
『彼は「小さな大将」と呼ばれると激怒した』
礼儀を欠く行為も
その他、金正恩氏の性格について。
国連の藩基文(パン・ギムン)事務総長の北朝鮮訪問を、前日になって一方的にキャンセルさせた。
公演のため北京を訪れていたモランボン楽団を急遽帰国させて中国を困らせるなど、深刻な外交上の礼儀を欠く行為を犯した。
子供の頃から王様のように育てられたことで金正恩氏は、他の誰かに意見されることに耐えられない。
金正日氏の放任教育が、彼を叔父の張成沢(チャン・ソンテク)氏すら処刑するような暴君に育てたとも言われた。
大人しくユーモアな一面も?
金正恩氏についてスイス時代の友人たちは
『バスケットボール好きでマイケル・ジョーダンや、コービー・ブライアントのファンだった』『女の子の前では内気だった』『人見知りの男の子だった』と証言しています。
正恩氏は、ナイキのスニーカーの素晴らしいコレクションも持っていたという。
同じようにスイスの地元の新聞や学校の同級生たちに語られる当時の金正恩氏は、ごく普通の子供だったらしく、大半の時間を自宅で過ごす物静かな学生だったがユーモアのセンスもあったとのこと。
『彼は面白かった。いつも人を笑わせていた』とも元同級生のマルコ・イムホフ氏が語った。
他の元同級生も『彼にはユーモアのセンスがあり、みんなと、北朝鮮の敵対国から来た生徒たちとも、うまくやっていた』語る。
さらに『学校では政治の話題はタブーだった…… 私たちは政治ではなく、サッカーについて議論したものだ』と付け加えた。
まとめ
金正恩委員長の子供時代の小さい頃の画像や性格について紹介しました。
写真で見る金正恩氏の子供時代は可愛いらしく、優しそうな雰囲気を感じましたが心には激情を秘めていたのでしょう。
それは生まれた育った環境も影響し、北朝鮮で王様のように育てられ教育されてきた面もあったからなのかもしれません。
合わせて読みたい:金正恩の替え玉の見分け方は耳と鼻とホクロの3つ!比較画像で解説!
合わせて読みたい:金正恩のテープカット写真は影武者?肥料工場の様子も資料映像で死亡説濃厚?