最近では2020年6月7日のG1レースの安田記念でグランアレグリアに乗って優勝した池添謙一騎手。
そんな池添選手が卑怯者と言われていたのはご存知でしょうか?
過去になにがあったか気になったので、調査しましたので紹介していきます。
ジョッキーの池添謙一

- 名前:池添謙一(いけぞえ けんいち)
- 生年月日:1979年7月23日
- 出身:滋賀県
- 身長:162㎝
- 体重:50㎏
- 血液型:О型
- 所属:JRA
競馬界で実力・人気ともにトップの武豊騎手に憧れて、競馬学校に入学。
初めての騎乗は1998年3月1日の阪神競馬第2競走で6着。
同年の3月14日の中京競馬第1競走でタヤスソシアルに騎乗し初勝利を挙げ、デビュー1年目で北九州記念を制し重賞初勝利を果たす。
同年で38勝を挙げ、「JRA賞最多勝利新人騎手」を受賞するほどの実力。
さらにこれまでに多数の勝利(G1は25勝)を獲得する素晴らしい騎手で「平成のグランプリ男」と呼ばれています。
奥さんは元タレントの堀あかりさんで2008年に結婚されています。
池添謙一騎手が卑怯者と言われる理由は?進路妨害で優勝も悪気はなかった?

こんなに素晴らしいジョッキーである、池添騎手が卑怯者と言われる理由はなんなのでしょうか?
その理由がわかりました。
それが2008年5月25日の「優駿牝馬(オークス)」のG1レースで起こりました。
2008年5月25日、優駿牝馬(オークス)をトールポピーで制覇し、自身9度目のGI (JpnI) 勝利を収めた。
しかしこのレースでは、最後の直線走路で急に内側に斜行し、走行妨害に至らない危険騎乗をしたものとして開催2日間の騎乗停止処分をJRA裁定委員会より受けた (トールポピーに降着処分は科されてはいない) 。
当人は他馬に影響を与えたことに気づいていなかった様子で、勝利騎手インタビューでは「他の馬に迷惑をかけてしまって」と青ざめた表情で話していた。
レース中に急に斜行し危険な走行(進路)妨害に至らない危険騎乗をする形となってしまったのでした。
最後の直線で先頭にいた「エフティマイア」の勝利が目前と思われる展開で、内側から弾け飛んできた池添騎手がアタマ差で優勝を制覇したのですが、直線の攻防で何頭かが不利を受ける結果に。
激しい馬の大群の中でのレースゆえに、池添さん本人も悪気はなく気づいていなかったようで、『他の馬に迷惑をかけてしまって』と青ざめていたというのです。
「騎乗停止処分」を受けたものの結果は優勝、これは本人も素直に喜べないでしょうし、競馬ファンも大きなレースゆえ納得いかなかったのです。
池添謙一の走行妨害は降着にならずアンチ増加?
この騒動の後にG1レースだったから降着にならなかったのかと物議をかもした。
騎乗停止処分だけだったのにファンや関係者も釈然としない結果だったのですが、『G1レースではなく通常のレースならば降着になる』と競馬評論家の柏木集保氏もコメントされていたようです。
今でも不可解な結果として語り継がれるようです。
これが原因で、池添謙一騎手にアンチ池添が増えたともいわれています。
池添騎手も『関東に乗りに行くのが怖い』とテレビで発言されるくらい気にしていらしたようです。
どんなスポーツや競技においても微妙な難しい、納得できないなどのジャッジというのはつきもので難しいものですね。